森のクマさんのためにも使うと良い木の家具
100%自然素材で魅力がたっぷり
Good Point of Wooden Furniture for Forest
日本で育った木の家具を使うことは
日本の里山保全にも繋がります
人にも良いメリットがたっぷり
家具としても魅力がたっぷり
木を伐採すること=環境破壊と思われがちですが、実際には、森の環境を循環させ、守ることに繋がります。
成長した木を利用し、新たに木を植えて成長させたり、必要な木だけを成長させることによって森の環境を循環させるからです。
健康な森を保つためには手入れが必要です。古来の日本人がそうしていたように、人が不要な木を間引きしてそれらを有効活用し、必要な木だけを成長させる作業が必要なのです。
クマの出没ニュースも近年多くなっています。その原因のひとつは、里山の森林の管理不足です。森林の管理不足により、木々が生い茂り、クマさんの大好きなどんぐりなどの木の実が少なくなっています。
そのため、お腹が減ったクマさんは、食べものを求めてフラフラっと人里に下りてきてしまうんですね。
地球温暖化を防ぐことにも、森林は多大なる貢献をしています。光合成によって、大気中の温室効果ガスを減少させることができるからです。STOP温暖化のためにも、日本の豊かな森林を大切にしたいですね。
日本で育った木を使う → 木の需要を増やす → 林業が潤う → 森林の管理が行き届く → 動物、植物すべての里山の環境が良くなる → 良い木が育つ
このサイクルを健全に保つために、木の家具は大きく貢献してくれます。
林野庁ホームページや森林総合研究所の資料などでは、様々な木材のメリットや人に心地よい感覚を与える理由が紹介されています。
公の機関が明言するほど、木は人にとってすばらしい自然素材なのです。
林野庁「木材は人にやさしい」(外部サイト)
健康に良い
木は人の生理面や心理面に良い影響を与えることが知られています。
特別養護老人ホームでの調査によると、木材を多く使用している施設では、インフルエンザにかかったり、転んで骨折をしたりする入居者が少ないという結果がでています。
マウスを使った実験では、木製の飼育箱で生活するマウスの方が、金属やコンクリートの飼育箱より生存率が高い結果がでています。体重の変化を見ても同様です。
木の香りでリラックス
木の香りは、脳活動と自立神経活動を鎮静化し、リラックスした状態をつくります。
光を和らげ目に優しい環境をつくりだす
紫外線は私たちの体に悪い影響を与えることがあり、海や雪山ではこの有害な紫外線から目を守るためにサングラスをかけて目を保護します。
木材は紫外線をよく吸収するため、木材から反射する光にはほとんど紫外線は含まれていません。紫外線の反射が少なければ目に与える刺激も小さくなることから、木材は目にやさしい材料であるといえます。
また、白い壁とヒノキの壁の実験で、ヒノキの壁では抑うつ感、疲労感といった負の感情尺度は減少し、白い壁は抑うつ感、怒りといった感情尺度が上昇するといった研究結果もあります。
音をまろやかにする
木材は、音を適度に吸収してまろやかにし、心地良く感じる範囲に調整してくれます。木材を使った部屋は音がいつまでも響かず適度に反射するため、音が聞きやすいと言われています。
触れて温かさを感じる
熱の伝えやすさを熱伝導率という用語で言い表しますが、熱伝導率が大きい場合は「冷たい」、熱伝導率が小さいと「温かい」ということになります。多くの木が熱絶縁材料に近い性質をもっています。つまり、熱伝導率が小さいため、木材は触ってもヒヤッとすることが少なく、しばらくするとほんのりとした温かさを感じます。まさに、木は「温かい」材料なのです。
また、ひのきの木肌に触れると、接触前より血圧が3%ほど低下する実験結果があります。ガラスの場合は1%ほど高くなったそうです。
木の香りでダニ防除
ヒバやヒノキの薄板を畳に挟み込むと、その香り物質によってハウスダストマイト(ヤケヒョウヒダニ)の行動が制御されます。その効果は半年から一年持続します。
ナチュラル・シンプルなのにおしゃれ
「おしゃれな家具がほしい」そう思った時に最終的に行き着く人が多いのが木の家具です。
木の家具はナチュラルでシンプルだけれども、そこにあるだけでおしゃれ。そんな不思議な存在です。
プラスチックや金属では生み出せない、独特の雰囲気が楽しめます。
使い込むほどよいものになる
一般的に、モノは使い込めば使い込むほど、くたびれて、汚れて新しいものに変えたくなります。
ですが、木の家具は使い込めば使い込むほど味わいが出て、それが魅力へと変わります。
使う過程でできた傷も、色の変化もそれがデザインへと変わり、『ビンテージ家具』という言葉ができるほど、愛される家具へと進化します。
最近はエイジング加工を最初から施して、ビンテージ家具のように見せるのも人気ですね。
木がもたらしてくれる目に見えない恩恵
学校で木製の机と椅子を導入したところ、子どもたちに良い傾向の変化が多かったという調査結果が多く出ています。
「物事に熱心になった」「あくびがあまりでなくなった」「インフルエンザになりにくい」「気がちらなくなった」「間違いが少ない」「根気が出た」「ぼんやりしなくなった」など。
学校建物も木材を多く使うように見直されています。
木製の机は、天板が傷つき得やすいという難点はありますが、子ども達にとっては、学習環境において良い素材と言えそうです。
これら「木の家具のいいところ」は、木材全般についてですが、中でも『ひのき』は、これらの効果を顕著に感じる素材です。
是非生活の中に木の家具、特にひのき家具を取り入れてみてください。